マジックなつかし話②
変異種を手に入れたその頃はまだネット通販ってのもほとんど普及しておらず、ゲームぎゃざの終わりの方のページでシングルカードの値段を確認しては一喜一憂する、そんな毎日でした。


部活がない日はマジック仲間で誰かの家に集まり、晩ごはんギリギリまで遊んでいました。


フォーマットなんて概念もほとんどなく、ただただ皆で集まってマジックをする毎日が堪らなく愛しいのでした。


補充、レベル、リス対立、ストンピィ、スーサイドブラック、そして我が青コントロール。


厳かなモノリスとか高価なもの(と言っても当時で3000円くらい)は手が出なかったので、青茶単なんてもんは組めなかったし、昔から強さ<イラストだった人間にとってはただただデッキに変異種が入っていることが大切なのでした。

まぁローカルの環境的にコントロールは不向きでしたが。
サブで使ってたモノリス無しのなんちゃってティンカーもやはりイマイチでした。


そんなある日とある友人が呟いた一言に私の中の何かがざわついたのでした。
「なぁ、1マナで12/12トランプルとかいうやつ知っちょん?」
「は?なんそれ。ファイレクシアの巨像より強い(デカい)とか出たら勝ちやん。」
「これこれ見てん。」
「生け贄~?パワー12?こりゃ出せんわ~ハハハ...(カッコイイ)」









それから頭の中はファイレクシアン・ドレッドノートというやたら長い片仮名が渦巻いていました。






そしてクリスマスの近付いたとある日の親との会話。


「ファックス借りていい?」
「いいよ?何に使うん?」
「カードの値段表取り寄せる」
「勝手にどうぞー(棒読み)」









こ・れ・だ!!







『ファイレクシアン・ドレッドノート(MI)・・・3000円』








「これ欲しいなぁ~♪」









そして少年のファイルには使い方も使う宛もよく決まってない1マナ12/12トランプルが加わったのでした。








近所にシングルカードを扱う小さなお店が出来たのもこの頃でした。






それでは今日はこの辺で。




※当時作ってた(と思う)なんちゃってデッキ
・なんちゃって青コントロール
・なんちゃってティンカー
・なんちゃって赤茶
・なんちゃってピットサイクル

コメント

Kudou_MTG
2019年1月22日23:38

当時のメモ帳が以前発掘され、そこには組んだ記憶も無いデッキリストが…。

デルレイッチ×4とかセンギアの従臣とか書いているところを見ると、当時の自分は【強襲デルレイッチ】を組みたかったようです。
のたうつウンパスとかの名前も散見されますがw

Et_Stasis
2019年1月23日0:09

Kudou MTGさん

センギア→デルレイッチは鉄板でしたもんね~
のたうつウンパスもとっても強そうで好きでしたw

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